第一回 フライ・フィッシングとは
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| (文) FLYの達人 渡辺 隆 |
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| みなさんはフライ・フィッシングという釣りの方法をご存知でしょうか?フライ・フィッシングとは、ロッド(竿)の弾力とリール(糸巻貝)に巻かれたラインの重みでフライ(西洋式毛鉤)を鞭の要領ごとくキャスト(投射)して魚を釣る方法で、もともと欧米を中心とした鮭、鱒類の魚種を釣るために開発された釣り方です。
釣りの対象魚はヤマメやイワナ、ニジマス等の海と山を往復する鮭、鱒類の魚類。そして、本来は対象魚から外される淡水魚も!淡水産の大多数を占めるコイ科の魚類、ヤマベ、ウグイ、カワムツ等、海水魚では青物と呼ばれるアジ類から、樺猛なサメ類までと対象魚種は豊富に揃っています、どの魚種を狙うかにより揃えるべきタックル(道具立)は変化するのですが、ここでは渓流で鮭、鱒類のヤマメやイワナ、ニジマス等を釣るための道具立てで話を進めていきます。
このフライ・フィッシングがわが国に初めて紹介されたのは明治30-35年頃のこと。でも、当時は海外から赴任した少数の外交官や商社員などの外人が楽しむばかりであり、あまり一般的ではありませんでした。国内で一般的に普及しだすのは昭和30年代中頃からと比較的新しい釣り方です。
なぜこのフライ・フィッシングが最近になり国内でも再びブームとして流行り出したかと言うと、あのロバート・レッドフォード監督作品、1992年製作、俳優ブラット・ピットが主役を食い、今では主演作となっている「A River Runs Through It」(原作ノーマン・マクリーン)の大ヒットが影響しています。映画を見た観客、何組かのカップルは「フライ・フィッシングの道具を揃えたい」と映画館近くの、「L.L.Bean 新宿店」のショップを訪れ「フライ・フィッシングのビギナーズ・セットが欲しい!」と、購入するお客様が多かったですと店員間では話題になっていました。
餌釣りでは「生きている虫」を使用するために女性には敬遠されがち(最近は男性も含め)ですが、キャストされたラインが伸びるさまと、毛鉤ならば気持ち悪がられずに触れスマートで「かっこいい」というのが、その理由のひとつに挙げられたそうです。ラインを伸ばし、鞭のように飛ばしてフライを投射する動作。私も初めて目にしたときは「かっこいい!」と思ったものです。
その理由には、キャスティング技術、道具(タックル)そしてファッション的要素がふんだんに採り上げられます。前述したタックルもさまざまあり、マニアックになる要素が詰まっています。段階を追って紹介しますのでお楽しみに。このフライ・フィッシングを一緒に楽しみましょう。
関東近郊では温暖な気候を持つ静岡県、伊豆半島を南北に流れる狩野川本、支流は3月1日の解禁日から水温が高くドライフライで狙える河川であり温泉や保養地の多くが集まる場所のひとつ。本流の水谷川を筆頭に上流から持越川、猫越川、吉奈川、船原川、楠木川。一大支流の大見川の最上流部に当たる役場川、その支流の地蔵堂川、菅引川、冷川など多くの支流を抱えています。東京からのアクセスも良いため釣り人は多いのですが人気のある河川です。この地域は天城連山を控え清例な流れを持つ湧水が多いことから山葵(ワサビ)栽培が盛ん、対象魚種はアマゴ。数年前までは狩野川でリールを使用する釣りは禁止されていたのですが、3月1日から鮎釣りが解禁となる5月19日までの期間、本流でフライフィッシングが出来るようになりました。支流も同様に鮎釣りが始まるとフライはできなかったのですが今年は9月30日まで可能。
詳細は狩野川漁業協同組合へ
〒410・2323静岡県伊豆の国市大仁901
Tel0558・72・5945 Fax0558・72・5946 テレフォンサービス0558・72・9600 |
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